第64回 亀岡平和祭・保津川花火大会

◎亀岡市政60周年記念 亀岡平和祭 平和祈念式典

亀岡市制60周年記念 亀岡平和祭 平和祈念式典が8月7日(金)11時40分より、世界恒久平和の願いを込めて平和台公園内で開催されました。亀岡市は市制が発足した昭和30年「世界連邦平和都市」を宣言。平成22年には「核兵器廃絶」の趣旨を込めた「世界連邦・非核平和都市」を宣言しました。

戦後、被爆70年の本年、平和であることへの感謝の心と「安全・安心」のまちづくりの根幹をなす世界恒久平和の実現のため、世界へ発信する取り組みを進めています。

 

◎被爆ピアノ平和コンサート

昭和20年8月6日広島原爆投下時に灼熱の爆風でガラスが突き刺さったピアノがあり、持ち主の河本明子さん(当時19歳)は学徒動員の作業中に被爆。傷を負いながら、町中を歩き、川を泳いで自宅までたどり着きましたが、翌日に力尽き亡くなられました。

河本さんのピアノは平成17年に修復され、美しい音色を取り戻し、平和教育活動で活用されています。地球上からすべての核兵器を無くし、世界の国々、人々が平和であることを願うメッセージとするため、河本さんのピアノを使った「被爆ピアノ 平和コンサート」8月29日(土)13時30分より、ガレリアかめおか響ホールにおいて開催されます(入場無料)。ぜひお越しください。

 


広島市に原子爆弾投下時、被爆の惨禍にあいながらも、焼け焦げた幹から再び芽吹き、人々に生きる勇気と希望を与え続けている樹木があります。アオギリの木は爆心地側の幹半分が原爆の熱線と爆風により焼けて大きく損傷しましたが、焦土の中でもたくましく青々とした芽を吹き返し、広島平和記念公園に移植され、今も成長を続けています。このアオギリの種から発芽した苗木を、平和祈念式典において植樹されました。このアオギリの木が、平和を心から願う亀岡市民の思いとともに大きく成長していくことを願います。

◎亀岡平和祭保津川花火大会

亀岡の夏の風物詩「亀岡平和祭保津川花火大会」が同日20時より開催されました。

平和であることへの感謝、非核の願い、更なる平和を希求する思いをのせて打ち上げられた花火が夜空いっぱい満開となり、「きれい」「すごい」と歓声があがっていました。