地域防災力向上シンポジウム in 京都 2016

9月3日(土)13時30分よりガレリアかめおかにおいて、『地域防災力向上シンポジウムin京都2016』が開催されました。

本年は東日本大震災から5年―。京都府では平成24年8月の南部豪雨、平成25年9月の台風18号、平成26年8月豪雨と3年連続で災害救助法が適用される甚大な被害が発生しました。また今年4月14日、16日に熊本地震が発生し、多くの方が被災されました。さらに8月30日からの台風10号の影響で、岩手県や北海道を中心に記録的な大雨により甚大な災害が発生しています。被災された皆さまに心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 

このたびのシンポジウムは、頻発する自然災害を踏まえ、地域防災力の一層の推進を図ることを目的に開催。京都大学防災研究所/流域災害研究センター教授の藤田正治氏より「土砂災害から身を守る~避難のためのシュミレーション」をテーマに基調講演が行われました。続いて、消防団活動などの事例発表のほか、市長をはじめ、防災研究所教授、消防関係、学生の皆様による「地域の災害特性に応じた防災・減災対策」についてのパネルディスカッション。

災害から生命を守るために日頃より防災意識を高め、住民・行政・関係機関が連携し、災害に強いまちづくりを進める必要性を強く感じました。