東京都小金井市において『子どもオンブズパーソン制度』について視察。
子どもの権利侵害は、子どもを取り巻く環境において、どんな場所・時でも起こる可能性があります。「子どもオンブズパーソン」は、子どもたちを取り巻く複雑な問題に悩む一人ひとりの子どもの「困った」を受け止め、子どもの権利の侵害からの救済に取り組む機関です。
小金井市では、子どもの権利に関する条例制定から10年後の調査で、子どもにとって既存の相談機関は気軽に相談できる場でないことが浮き彫りとなったことを踏まえ、子どもの権利救済機関の設置に向けた検討を開始。2022年2月には子どもの権利に関する条例に基づいた「小金井市子どもオンブズパーソン設置条例」が議会で可決。同年9月に子どもオンブズパーソン相談室が設置されました。子どもに寄り添い、子ども自身の考えを尊重しながら、子どもにとって一番良い方法を子どもとともに考えていくことを活動の基本とされています。
tagPlaceholderカテゴリ: 2025年5月